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2006-12-30 06:36:52
■【大止め市】より
12月30日、

今年最後の競り、つまり【大止め市】をもってして、

2006年の金沢市中央卸売市場は無事、本年度の流通を終了いたしました。

今年も1年、たくさんの魚を食していただき、ありがとうございました!

残念ながら【大止め市】を直前に、全国的な大寒波にみまわれ、

お正月用の魚の値段はいつもより弱冠高めになってしまいましたが・・・

家族そろって心も体もあったか?い新年を迎えるアイテムに、

新鮮なお魚達がお役に立てれば幸いです♪


来年は通常通り 1月5日の【初競り】より

新たな1年がスタートします!


ATAKAは明日も仕事ですが・・・

今年1年、たくさんの【美味しい幸せ】を届けてくれたすべてのお魚さん達と、そんなお魚を愛してくれたすべてのお客様に感謝して・・・


来年も、よい年でありますように・・・☆☆

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2006-12-29 02:48:54
■寒波襲来!!
遂に金沢平野部にも、今年最初の積雪です・・・。

これでやっと魚が売れます。


って、今年も残りあと2日!


雪による、様々な障害は勘弁して欲しいですが・・・

魚屋的には正直、冬は寒くないと困るんです。

カニスキ・タラちり・あんこう鍋・・・

寒??い冬にはキュッと身の引き締まった魚介類をふんだんに使った鍋を食し、カラダもココロもあったか?くしたいですね♪

ということで・・・

本日も間もなく競りが始まります!!


※画像は『ガラガラ』と言って、この手引き台車に魚箱を積んで場内を移動します。※

『ガラカラ』も深夜にうっすら雪化粧。


【魚まさ】

“市場を詠む”でした(笑)

でもホントに寒っ!{{(>_<;)}}
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2006-12-27 13:05:21
■☆お魚クイズ☆『昆布〆』編
皆さんこんにちは!新企画の登場です♪

題して【☆お魚クイズ☆】

クイズを通して、
お魚の意外な一面を知り、もっと魚が好きになる!!

そんな楽しい企画になればと思っています♪

記念すべき第1弾は・・・

季節の風物詩
『昆布〆』編です!

では、さっそく・・・

北陸の、
とりわけ『石川』と『富山』の正月に欠かせない食べ物と言えば・・・

そう!【昆布〆】ですよね♪

県外の方にはあまり馴染みがないと思われるこの【昆布〆】とは、

元々はサカナの長期保存食として作られたのが始まりで、
タラやサワラ(マカジキ)の切り身に塩を振ったものを
昆布で巻いたものなんです。

他にもタイやヒラメと言った白身魚を巻いたりもしますが、

金沢の昆布〆と言えば

サワラ・タラ・クルマダイ(マトウダイ)
             ※お魚広場参照※

この3品がメジャーですね。

しかし、石川や富山近海ではいい昆布は採れないのに、
どうしてこんなにポピュラーな食べ物になったと思いますか?


ヒントは・・・

【利尻・羅臼】

と言えば・・・??
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投稿者:きときとユッキー 投稿日:2006-12-29 09:51:12  削除
こんにちは。

そんな過去があったんですね。全然知りませんでした。

北海道方面に北陸の方々が明治初期に移り住んで、
そんな関係で昆布が北陸に送られて、その活用方法
の一つと思っていました。

深い歴史がある“味わい”なんですね!
投稿者:【魚まさ】 投稿日:2006-12-28 12:58:36  削除
『 解 答 』

江戸時代から明治にかけて、蝦夷(今の北海道)より
『北前船(きたまえぶね)』という商船が、
日本海側を南下しながら大阪まで航海していました。

その航海の途中、
富山の新湊・伏見や、石川の輪島・橋立に寄港した際に
北海道利尻産や、羅臼産の昆布が入ってくるようになったというわけです。

北陸の冬は時化(しけ)が多く、
冬場、魚の長期保存法として昆布に巻く手法が、
次第に定着していったと言われています。

いまでは、すっかり北陸の正月の風物詩となった
【昆布〆】にも、
意外なルーツがあったというわけですね。


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